美術大学時代から仲良くしている優里から連絡が来たのは給料前の事でした。
お給料が少ない私にとって、この時期はとてもじゃないけど、外食を気軽にすることができない状態だったのです。
「給料前の金欠だから、付き合うことできないんだよ」とお断りをしてしまったのです。
ところが彼女の方は、どうしても話したいことがあったようでした。
「食事代は私が全部出すからお願いだから会ってくれない?、どうしても話したいことがあるんだよ」
優里の声は、心なしかいつも以上に明るさを持っているように聞こえたのです。
これは何かいいことでもあったのかな?彼女だって給料安いのに食事代を出すなんていうのだから、よほどのことがあったに違いないと思い待ち合わせすることにしました。
初めのうちは彼氏ができてウキウキしているのかもと思っていました。
食事をしている最中もずっとにこやかな表情だったので、ますます彼氏の線が濃厚だななんて思ってしまったのでした。
ところが「今度独立することになったんだよね」と言い出したのです。
本当に目が丸くなってしまいました。
独立ってお金とか大丈夫なの?真っ先に思ったのはこのことでした。
「大丈夫、お金くれるパパを見つけちゃってさ。支援してもらうことができるようになったの。だから個人事業主としてやって行こうと思っているんだ」
晴れやかな笑顔で言ってのけたのでした。
「お金を?もらえるの?どういう意味?」
「パトロン募集したわけよ!」

「ぱ、パトロン?」
開いた口が塞がらない状態でした。
いきなりパトロンなんて言葉が出てきてしまうんですから。
もしかしたら愛人とか作って、たくさんお金もらうようになったのかな?そんな女の子じゃなかったのにな?なんて考えが逡巡したのでした。

 

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